エルニーニョ現象により南海トラフ地震が発生するのかも知れません。【世界と日本の被害】
ニュースなどで、最近見かけるであろう「エルニーニョ現象」
最近では、日本人旅行者も巻き込まれたと話題になった。
ヨルダンの世界遺産「ペトラ遺跡」に豪雨が襲い、大規模な土砂崩れの発生。
前回の発生時は、インドで熱波が襲来し、気温が50度近くまで上昇し、死者1000人超。
アメリカでは、史上最大級の暴風雪など発生しました。
今年のエルニーニョ現象では一体どんな事がおきるのでしょうか。
それでは、早速解説に移ろう!レディゴ!
ーーー目次ーーー
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■エルニーニョ現象とは
大気の流れや気圧に影響して世界的な異常気象を引き起こすとされており、日本では西高東低の冬型の気圧配置が強まりにくく暖冬になりやすくなります。
気象庁の担当者いわく、西日本では冬の降雪量が少なくなると予想。
一方、今年の暖冬は「強い寒気が流れ込み天候が崩れることが予想されるため、最新の気象情報に注意してほしい」と注意を促している。
>エルニーニョ現象が起こる原因
通常、東側の温かい海水が貿易風によって西側へ集められ、東南アジア付近に積乱雲が発生することで海水温は一定に保たれています。
ところが、なんらかの原因でこの貿易風が弱まると、西側にあるはずの温かい海水が東側に留まることになり、東側の海水温が例年より高い状態になってしまうということです。
また、貿易風が弱まる原因については、明確な答えが出ていません。
■エルニーニョ現象による世界的被害
今迄、エルニーニョ現象により被った被害は、以下の通りです。
>日本への被害
前回発生時では、大雨や、日照不足により、稲作を中心とした農作物に多大な影響を及ぼした。
北海道などのスキー場では、深刻な雪不足に見舞われ、深刻な事態に陥りました。
今年も深刻な雪不足に見舞われる可能性が非常に高いでしょう。
また、地球温暖化やエルニーニョ現象などの関係もあるのでしょう。
季節はずれの桜が開花しているとの情報も出ております。
季節は11月に入ったばかりだというのに、なんていうことでしょうか•••
冬に桜が開花した場合、来年の春にはその開花した桜は開花しません。
また、東京では、11月に蝉が出現しましたよね。
最近、昔では考えられなかった様な事が、本当にたくさん起きているように感じます。
この様な事態が続くと、今後どのような被害が出るのか全く検討がつきませんよね。
>世界的な被害
東南アジア付近では深刻な雨不足が問題となり、乾燥のための山火事が多発しました。
インドネシアでは大規模な干ばつが発生し、農業などに深刻な被害が及んでいます。
また、アメリカ南部やメキシコの一部地域では多雨による洪水や暴風雨が深刻な状態となり、チリでは大雨によって数万人もの人が被災しています。
ロシアではバッタが異常発生に農作物に大きな被害が出たとも報道されました。
■エルニーニョ現象は南海トラフ地震の予兆!?
エルニーニョ現象により、地震の発生は本当に高くなるのかという問題だが、実際どうなのだろうか。
•1946年12月21日 昭和南海地震 M8.0
•1951年7月12日 小笠原諸島西方沖 - M7.2
•1953年11月26日 房総沖地震 - M7.4
•1968年10月8日 小笠原諸島西方沖 - M7.3
近年では、
•2010年2月27日 沖縄本島近海 - M7.2
•2016年4月16日 熊本地震 - M7.3
このように、エルニーニョ現象と南海トラフ地震が同時発生した事があるのは、1946年12月21日におきた昭和南海地震のみである。
ただし、これは悪魔で個人的な展開ではあるが、海水温の上昇と、海水量の増加などで地盤がゆるくなることから、南海トラフ地震の発生は可能性が上がると考えてます。
以前、ブログでも紹介した「2019年におこることを今から話します」でも南海トラフ地震に関してお話したのだが、今回のエルニーニョ現象が大きく関係しているのかも知れませんね。